ぎっくり腰の多くは、急激な動作や不適切な姿勢などが原因で椎間板などに発生する急性の腰痛です。
- 安静: ぎっくり腰の初期段階では、できるだけ安静にして、腰に負担をかけないようにするように。コルセットもおすすめです。
- 痛めた初期はアイシングも有効です。受傷から72時間以降は温める方が楽になります。
- 適切な姿勢: 正しい姿勢を保つことが大切です。姿勢を正し、腰に負担のかからない動作を心がけましょう。
- ロキソニンや湿布も有効です。医師の処方が必要です。
- ストレッチと運動: 腰に負担をかけず、殿筋やハムストリングスのストレッチは腰にかかる負担を軽減できます。ウォーキング行うことで椎間板に程よい水分が入り治癒足を速めることができます。
- 物理療法:痛みや機能障害を改善するための電気治療が役立ちます。炎症にマッサージは逆効果ですので痛み(炎症)には炎症を抑制する電気(ハイボルテージ)が特に有効です。
- 注意点: 症状が重い場合はしびれれて動けない、筋力低下、足の感覚がないなどが見られる場合は整形外科の受診を勧めます。
- 予防:「中腰、重いものを持つ、座りっぱなし」はぎっくり腰になる動作の№3です。腹圧を上げて腰が丸くならないように気を付ける。殿筋、ハムストリングスのストレッチを習慣的にすることで予防になります。ただし、コルセットを日常からつけることは腹圧をさぼらせることになりますのでお勧めしません。
まとめ
ぎっくり腰の治療法は、個々の症状や状態によって異なります。マッサージで治るもの、ならないものがありますので見極めが必要となります。正しく治療してこそ早期回復となします。