我孫子|整形外科出身の接骨院|腰痛・体の不調ならまなび接骨院
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手首の骨折(橈骨遠位端骨折)

橈骨遠位端骨折に対する科学的根拠(エビデンス)

手首の骨折(橈骨遠位端骨折)は、転倒して手を突いた際に最も発生しやすい骨折の一つです。日本整形外科学会の診療ガイドラインや各種臨床研究に基づき、適切なギプス固定後のリハビリテーションに関するエビデンスが確立されています。

1. 「固定除去直後」からの早期運動療法の重要性

ギプスやシーネ(固定材)を外した直後は、手首の関節が固まり(拘縮)、周囲の筋肉や腱が滑走性を失っています。

臨床ガイドラインでは、「固定除去後、早期から適切な関節可動域訓練(手首を動かすリハビリ)および筋力向上トレーニングを開始すること」が、手首の機能回復と日常生活への早期復帰に有効であると強く推奨されています。

2. 「指・肘・肩」の運動は固定期間中から必須

手首を固定している間、手首自体は動かせませんが、「固定されていない指・肘・肩を早期から積極的に動かすこと」がエビデンスとして強く推奨されています。 固定期間中の指や肩の運動は、以下の効果をもたらします。

手・腕全体のむくみ(浮腫)の軽減

二次的な肩関節や指の拘縮(固まり)の防止

手首固定除去後のスムーズなリハビリへの移行

3. 徒手療法(手技)と自動運動の組み合わせ

手首の関節は、橈骨・尺骨・舟状骨・月状骨など複数の骨が複雑に連動しています。

研究データにおいて、患者様ご自身で行う「自動運動」だけでなく、施術者による適切な手技アプローチ(関節可動域訓練や周囲組織の滑走性改善)を組み合わせることで、手首の背屈(手首を返す動き)や掌屈(曲げる動き)、前腕の旋回(内外にひねる動作)の回復スピードが向上することが示されています。

4. 残存しやすい「握力低下」と「握り込み制限」への対策

骨折後の放置や自己流の負荷は、手首の痛みだけでなく「握力が戻らない」「拳がしっかり握り込めない」といった後遺症につながるリスクがあります。

エビデンスに基づいた段階的な負荷(段階的抵抗運動)を指導・実施することで、過度な負担や痛みを避けつつ、安全かつ着実に握力と手指・手首のピンチ力(つまむ力)を回復させることができます。

当院では整形外科の経験を活かして治療にあたっています。

参照:『橈骨遠位端骨折診療ガイドライン(日本整形外科学会/日本骨折治療学会)』

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